【契約書の書き方】WEB制作フリーランスは紙の契約書より電子契約がオススメな理由【テンプレート】

フリーランスWEB制作者のための契約書の書き方とテンプレート
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契約書をかわさないフリーランスは多いです。しかし、エンド営業をする場合には必須です。契約書がないと最悪途中で料金を払わずに逃げられることもあります。

この記事ではフリーランスが契約書を準備するのに必須の知識をまとめました。

もちろん、ネット上で無料で手に入る契約書のテンプレートもご紹介します。

目次

電子契約と紙の契約書のちがい

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結論から言うと、紙よりも電子契約がオススメです。まずは紙の契約と電子契約の違いについて説明します。

紙の契約書に必要なこと

紙の契約書では必須とされていることがいくつかあります。

  • 収入印紙を貼る必要がある(印紙税法)
  • 署名・押印が必要
  • 押印にはいくつか種類がある(かなり複雑)

詳しくは、freeeなどの専門サイトに詳しいので説明は省略しますが、事務要員を雇えないフリーランスや個人事業主が一人でするには作業量が多いです。

収入印紙も契約額によって変える必要があるし、押印の種類は下記のように複数あって慣れないとミスしそうです。

    • 契印:契約書のページをまたいで押す印。2枚以上の契約書が正しく連続していることを示す。
    • 割印:2部以上の契約書にまたがって押す印。2つの契約書が対であることを示す。
    • 捨印:書に誤りがあった場合に訂正印として利用するための印。
    • 訂正印:文書の一部を訂正する際に押す印。
    • 止め印:文末に押すことで文章の終わりを示す印。後から余白に文章を書き込まれることを防ぐ。

    (出典:freee

    以上のように紙の契約書は慣れるまではミスしやすいし、とにかく手間がかかるのがデメリットといえます。メリットは、まだ電子契約は普及しきってないため、お客様にとっては紙の契約書の方が安心感があるという点でしょうか。

    電子契約のメリット・デメリット

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    単純に機能を比べると、電子契約の方が紙の契約書よりも運用と管理の便利さでは100%優れています

    電子契約のメリット

    では、電子契約のメリットについてリストアップしてみると下記のとおりです。

    • 収入印紙が必要ない
    • 印鑑が必要ない(電子サインは必要)
    • 印刷しなくてよい
    • 管理が簡単
    • ミスが減る

    以上のように、電子契約は紙の契約書と比べて、運用と管理がかなり楽になることが一目瞭然です。

    電子契約の注意点やデメリット

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    電子契約の一番の注意点は、「取引先の合意」が必要なことです。

    取引先が紙の契約システムを使っている場合に、電子契約を提案すると難色を示されることがあるようです。

    その理由は、今まで紙で契約関係の文書を管理してきたところに、いきなり電子契約の話を持ちかけると次のような印象を持たれる場合があるからです。

    • 新たに管理方法を考えないといけないため混乱してしまう
    • 電子契約の管理方法を新たに作る必要があるため面倒がられる

    これは、改正電子帳簿保存法(2022年1月施行/2年間の猶予期間)では、電子データとして受け取った契約書は印刷して保存できなくなり、電子データのまま保存することが義務づけられたためです。

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    電子契約にはもう一つデメリットがあって、サブスク契約なので契約が発生しなくても月々の維持費が数千円から数万円かかってしまう点です。

    つまり、不景気で契約が一つも取れない月があっても、電子契約のサービス会社にサービス利用料を支払う必要があります。これは駆け出しや零細フリーランスにはキャッシュフロー的にもキビシイかもしれませんね。

    電子契約がフリーランスにはオススメな理由

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    以上のように、「紙」と「電子契約」ではそれぞれメリット・デメリットがありますが、トータルで考えた場合、フリーランスにとっては「電子契約」の方が適していると思います。

    理由を説明すると、フリーランスや個人事業主は一人で事務・営業・実務すべてを処理する必要があるため、少しでも労力を減らさないと、肝心のサービスの質や競争力が下がり、売上も減るという悪循環に陥りがちです。

    この点を考えると、選択肢は「電子契約」しかないことは自明です。

    もちろん、お客様によっては紙の契約書を要求されることもあると思いますが、そういう場合だけ紙で対応し、それ以外はすべて電子契約というのが現実的です。

    有名な電子契約サービス

    • クラウドサイン(日本一使われている/無料お試しプランあり・月額10,000円〜)
    • GMOサイン(無料お試しプランあり/月額9,680円〜)
    • freeeサイン(スタータープラン月額980円〜/通常プラン月額4,980円〜)

    ネット上で無料で利用できる契約書のテンプレートと注意事項

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    以上のように、電子契約がオススメですが、契約書自体は最終的には自分で作る必要があります。

    契約書をゼロから作るのはけっこう大変ですので、最初はテンプレートを参考にして作るのが良いです。契約書のテンプレートはネット上に無数にあるので、それらのいくつかを紹介します。

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    注意点ですが、テンプレートはあくまでも参考程度にして、内容はしっかり確認する必要があるよ。どうしても不安な場合は弁護士などの専門家にチェックしてもらうのを強くオススメします!

    WEB制作者のための契約書のテンプレート例

    あくまでもテンプレートですので、内容に不安がある場合は専門職に相談してみてください。

    まとめ

    フリーランスのWeb制作者が契約書を準備するときには、紙の契約書と電子契約のどちらを使うか?契約書の雛形はどこからゲットすればよいか?などの疑問にぶつかると思います。

    ですが、一つずつ問題をクリアすれば、それほど難しいことではありません。

    この記事がそんな皆様の参考に少しでもなれば幸いです。

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    この記事を書いた人

    ■清水WEB制作代表
    ■コーディング:WordPress(オリジナルテーマ制作等)・HTML・Sass・FLOCSS・JavaScript(jQuery)等
    ■集客力:YouTube/Instagram/ブログでそれぞれ登録者数16000人/フォロワー13000人/月間最大アクセス50000PVの集客実績があります
    ■文章作成:博士号所有、会社員時代は科学雑誌に寄稿していたので文章作成も得意です
    ■写真技術:Amazon Kindle出版で、写真集・撮影編集解説書を5冊好評発売中です

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